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孤独な声
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『孤独な声』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

4.2
処女作にして既に漂う巨匠の風格、何かしら尋常ではない雰囲気を感じさせる。当然タルコフスキー的でありながらも、タルコフスキーとは似ても似つかぬ大胆かつ乱暴で荒々しい編集、その反面映像は非常に美しい。ストーリーはごく簡素なもので、革命戦争後の紛争から帰還した青年の生と死、破壊と再生を巡るものなのだろうが、戦争で他人を殺しながらも自分を殺せなかった事に対する罪悪感や、心的外傷による男性機能の不具、ささやかな幸せすら放棄したくなる人間性の破壊が観る側にも重くのしかかってくる。終始冷たさと絶望感、タイトルの通り孤独の苦しさを存分に感じさせながらも、ラストには過去から未来へのささやかな希望を垣間見せる。ゲルマンがカネフスキーを掘り起こしたように、タルコフスキーがソクーロフを、一度は葬り去られかけたこの作品を守り抜いたのは、もはや必然と言えるのではなかろうか。
mi

miの感想・評価

2.5
ユーロスペース のソクーロフ特集より。
ロシア(旧ソ連)の映画は難解というイメージだったが、まさに難解極まりない作品だった。
今作が大学の卒業制作で作られたもので、政府によって上映禁止にされ、しばらく陽の目を見なかったという経緯があるよう。

そもそも歴史的なことや、制作背景にそこまで興味がないので、単純に作品としてみた上でいうと、ストーリーがほとんど展開せず、物凄く退屈だった。
起きて間もないのに何度か落ちそうになるぐらい。
フィルムなのに、フレームをコマ落ちさせたり、HS的な効果で画を見せていたのが面白い。
あとはどういう撮影、現像していたのかわからないが、モノクロの色調だけでもシーンによって全然トーンが違ったのは驚いた。
メタルみたいな冷たい色表現が、当時の労働者の貧しい暮らしや、主人公の冷えた心を表していたのかもしれない。

にしても難しい。


2019劇場鑑賞36本目
一度みたら忘れられない独特の色彩感覚。琥珀色/毒を含むような緑青の色/深い夜を吸いこんだ水の色/色素がとんだ森の色。その印象はどれも強烈で、色調は豊かだけれど震えるほどつめたい。カラーとモノクロの混合はカラーフィルムが不足したからという話もあるがいずれにせよ、時折挟みこまれる別次元の映像や意図的なピントのずれ等、映像表現は才走っておりその力強さ・みずみずしさにハッとさせられる。これが卒業制作とは…

また、音への感覚もとても鋭いと思った。音が溢れているわけではない、むしろ貧しい暮らしやシンプルな風景の中できわだつ自然の音、室内でたてる小さな音…たとえばかたいものをこりこり噛む音、すくない台詞の声。フィルムの損傷によるノイズまでが不思議に心地よかった。





人は死についてずっと考えていると死と親密になりちょっと手を繋いでみたくなるのだろうか。「どうしても死を体験してみたい」という言葉には胸をつかれた。こちら側に戻れる根拠のない自信があったのか、それが心地よければそのまま向こう側にいるのもまたよしと思ったのか。恐ろしいほどの虚無と孤独が押し寄せ心を乱される。美(映像)と苦悩(内容)が錯綜するにつれ胸の奥に重い澱がどんどん沈んでいく。それに抵抗するためか私は始終、すこし緊張していたと思う。映画館の外に出たらなぜか無性に甘いものが食べたくなった。

『孤独な声』に似ている作品

ノスタルジア

上映日:

1984年03月31日

製作国:

上映時間:

126分

ジャンル:

3.9

あらすじ

通訳を伴い、霧深いイタリア中部を旅する詩人・アンドレイ。彼は自殺したロシア人音楽家・サスノフスキーの取材のため、モスクワからこの地にやって来ていた。旅も終わりに近付いた頃、アンドレイはある…

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