幼なじみの女、キャバレーの女に好意寄せられて挙げ句は口紅会社の若い工場長の女がでてくるとかお前あといっギャルゲーの世界の主人公かよ、といった時彦君だけど本作の魅力は全く彼にはない。むしろなんでこんな男がモテるんや…。やはり顔だろうか…。と言いたいくらいキャラ的な味付けには薄い。でもモテるんだよなぁ。守ってあげたくなる系だろうか。
一応本筋はラブコメではあるけど恋愛的な面白さというよりはコメディのほうが強い印象。だが正直、時彦×各女のやりとりよりも、輝美、百合、君子の間で結んだ明らかな同盟と女同士のやり取りが本作の一番の魅力であり見どころと言ってもいいだろう。
ただそれ以外は笠置シズ子の歌を超える見どころはない