ジュディガーランド生誕100周年記念の鑑賞②
オープニングのクレジット、アステアが1番でさすが!と思ったけどアルファベット順(アステアのA)だった(笑)
そしてなによりも1番のお目当てだったジーンとアステアの『The Babbitt and the Bromide』から感想を。
・歌詞の中で「行かなくちゃ」(gotta to go)とアステアが歌う箇所、天国の入り口での3回目はgotta to flyになってるの!天使の羽がついてるから飛ぶんだね!笑 私が字幕担当ならそこは「逝かなくちゃ」にするな〜なんて不謹慎(?)ながら考えてた(笑)
・『Here's To The Girls』『Bring On The Wonderful Men』ピンクの世界無条件に可愛い!Funny Faceのpinkpink!を思い出した。ちなみにその曲を歌ってたケイトンプソンは歌の監修としてクレジットに載ってて感慨深かったです♡ジュディのボイストレーナーもしてたのよね。
・エスター・ウィリアムズの水中バレエも文句なく美しい。少しおとなしく物足りない気もしたけど...
・『Number Please』ごめんつまんない笑 映画館ではキレてる怒声が大声すぎてうるさかった...笑
・『椿姫』普通にオペラっぽくて凄かった以上の感想はなし笑
・『Pay the Two Dollars』少ししつこいけど漫才で普通にありそう。オチは誰でも予想できる。笑
・『This Heart of Mine』つまらないとかではなくただただアステアとルシルブレマーの踊りと音楽が優雅すぎて眠くなってしまった笑
・『A Sweepstakes Ticket』これも少ししつこいけど漫才ぽかった。これもファニーブライスの金切り声がうるさかった...笑
・レナ・ホーンの歌『Love』ザッツエンタテインメントで見たことあるのをフルで見れて良かった〜!
・レッド・スケルトンのコント『When Television Comes』酔ってる演技うまい、顔芸タイプのコメディアン(笑)コント系の中なら1番良かったかも。レッドスケルトンは「土曜は貴女に」で知って結構好きだから嬉しい。
・アステア&ブレマーのパントマイムとダンス『Limehouse Blues』これ勿体かったなー。ルシルブレマーのチャイナ服姿はとっても可愛かったんだけど全体的に微妙すぎた。パリのアメリカ人の長いシーンみたいだった笑 扇子のパフォーマンスをアステアがしてるのは見慣れなくて面白いけどやっぱりタップを踊ってほしいのよ。あとアステアの一重メイク?が正直不細工に見えて可哀想だ...シルクハットと燕尾服が誰よりも似合うのに変なブカブカのチャイナ服で魅力が半減のさらに半減になってる(泣)
・ジュディ・ガーランドのドラマと歌『A Great Lady has an Interview』ケイトンプソン作らしい。ぽい!笑 前半のセリフパートはあんまり要らなかったけど、拍手してた記者がそのまま手でリズムとって歌う流れになってガラッと雰囲気変わって良かった!
・キャスリン・グレイソンの歌う『There's Beauty Everywhere』は文句なしに綺麗なソプラノ声なんだけど、めっちゃ「大トリは歌上手い女で良いか」感を感じる(笑)ちなみに、wiki読んでたら、「アステア、シド・チャリシー、ルシル・ブラマーが泡の中で踊るはずだったが、泡発生装置が故障し、サウンドステージの廊下まで泡だらけになり、撮り直しで現在の形になった。チャリシーの踊りのみ使われている。」って書いてあって笑った。笑 アワアワ綺麗だったけど大惨事なの想像したら面白すぎ笑
ストーリーは特にないし正直長く見るのつまらないパートもあったけど、ジーンとアステアの共演を映画館で見られたことに感謝です♡久しぶりにこんなに語ったわ!笑
結構コント系で笑ってるおじさまおばさまたちが意外と多かったな。1人で見てたら真顔だったからこういう周囲の笑い声を聞くのも映画館で見る一興。
祝日の昼間で1時間前のチケット購入だったからか、整理番号は60番。私の後ろにも20人くらいいたのかな。とても埋まってる印象でした。
今週ザッツエンタテインメント1.2.3見返そうかな。
まだまだ来週もシネマヴェーラには足を運びたいと思います。