昼寝

街の灯の昼寝のレビュー・感想・評価

街の灯(1974年製作の映画)
4.4
変な人間ばかり出てくるのに真っ直ぐ泣かされてしまう。(おそらく)ゲリラ撮影のまだ小さな渋谷駅の景色、家屋を破壊する田中邦衛、フランキー堺と研ナオコの整形失敗カップル、あの声のトーンのまま銀行強盗をする笠智衆。久しぶりに見たが映画の至る所に森崎東の強烈な個性が刻印されてる。"強姦"の後、理不尽な死に直面した堺正章は陸橋の手すりの上で"どっか変"な踊りを踊る。マチャアキの運動神経も素晴らしかった。自分から落ちにいく美しい階段落ち。
昼寝

昼寝