もりもり

ゾディアックのもりもりのレビュー・感想・評価

ゾディアック(2006年製作の映画)
3.0
ある日、若いカップルを殺害した犯人から新聞社宛に手紙が届く。

犯人は自らの犯行手順を晒し、更には暗号文を新聞の一面に載せなければ新たな殺害が起きる!と挑発的であり挑戦的な犯人からの殺害予告とも思える手紙内容に困惑を隠せない一同。

この出来事から大きく動き出す新聞社の面々と警察達。

新聞社の漫画家であるロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)は本好きのパズル好きであり暗号解読で積極的に動き、新聞社で優秀とされ今回の件を担当するポール・エイブリー(ロバート・ダウニーJr.)も同じく動き出す。

そして新たな手紙が犯人から送られ、犯人は自らを『ゾディアック』と名乗った!

次々と『ゾディアック』による殺人事件が起き、警察であるデイブ・トースキー刑事(マーク・ラファロ)も事件解決の為にあちこちと動き回るのであったが一向に事件解決には至らず長い月日が流れ・・・

【感想】
実際に起こった未解決事件に基づく実話作品である事から結末の想像はなんとなく分かり、デヴィット・フィンチャー監督作品であっても予想外な展開や、どんでん返し的な要素に期待はせずに見れたんだが、どうしても物足りなさを感じてしまうのはしょうがない事ではありました。

ただ、『ゾディアック』と名乗る無差別連続殺人犯とその事件の解決に挑む者達による長きに渡るやりとりの内容を見ているだけでも実際にこんな出来事があったんだ!という事実が知れるだけでも見ていて楽しかった。

そしてこの事件の解決に挑んだ者達の苦悩や、人生を狂わされていく人間模様などの歯がゆい気持ちが伝わってくる内容の描き方も良かったと思いました。

地下室のシーンはドキドキハラハラしますね🫨

まぁとにかく見終えて率直に感じたのはあと少しなような気がするのに『あ〜んもぅ!』って感じで諦めていく感じがとにかくもどかしかったです🤨
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