「セブン」のデヴィッド･フィンチャー監督作品と聞いて・・・
なんか類似の実際におこった事件や、連続殺人モノがゴッチャになってるので、この「ゾディアック」もどこかで聞いたような聞かないような･･･いい加減な記憶だったのですがwikiで見ると、あの映画「ダーティハリー」の犯人のモデルになった人物だそうです。
（嗚呼、それでどっかで聞いた名前だったんだわ）
そう！この映画は実話です！！1968年～1974年までに続いた連続殺人を追い続けた男達の物語
しかし残念ながら、ちょっと期待ハズレかな？
フィンチャー監督だから「セブン」みたいなスリリングな展開を、期待しすぎてたんでしょうねぇ･･･
私は聖書から引用しました系連続殺人モノ（？）が結構好きで「クリムゾンリバー」とかも好きなのですが、今回はその殺し方の残虐性とかショッキングなシーンがメインではなく、この事件に関わった3人の男たちの長い歴史が焦点になってます。
という訳で、ゾディアック事件そのものは'74で終わっているらしいのですが、映画はその後1991年に一人の容疑者が捕まるところまで続くのですが･･･この為に2時間40分もあって長い。。。
映画のオリジナルの話だったら、ズバン！ドキュン！！ドバーッ！！と畳み掛けるように展開して、テンポよく犯人が判るのですが･･･実際の事件なので、コンパクトに纏めようにも纏められず、ひたすら、3ヵ月後･･･半年後･･･4年後･･･という字幕を延々見続けなければならないのです。。。
結局、その容疑者も逮捕されてすぐに心臓発作で亡くなったとかで、現在でも犯人は特定されていない事件だそうで･･･なんか、イマイチ消化不良な気がしているのは私だけ？？？
