シリーズ十一作目。ロケが多いので景色は眼福だがさして特徴のない一作だった。偽座頭市なんて面白くなりそうな要素を出してくるもののほとんど活用出来ていない。賭場で見せる超人芸が居合じゃない、というのが珍…
>>続きを読むタイトルどうり勝新の逆手斬りを堪能できる作品。二刀流の二段斬りもみられる。特筆すべきは、本作が藤山寛美のシリーズ登段により、プログラムピクチャー色を一層強くした娯楽作品になっていることだろう。
今回…
座頭市の哀愁はめっきり薄れているが、つまらなくはない。まあ普通の勧善懲悪の娯楽作といった感じ。それでもカツシンの殺陣はかっこいいし、終盤にあの手この手で座頭市を追い詰めようとする敵との対決も嫌いでは…
>>続きを読むいかさま賭博場に居合わせた市(勝新太郎)は投獄されていた。
その牢内で市は島蔵(水原浩一)というやくざ者に無実の罪を証明する為にある男達への言付けを頼まれてしまう。
早々に牢から出された市は島蔵の言…
前作に続きマンネリの極みではあるのだが、きっちり作られているので、決して面白くないワケではない。ただ、せっかく藤山寛美がいい味出しているのに、出番が中途半端で振り切れていないのが残念。偽座頭市でスト…
>>続きを読む藤山寛美が偽座頭市として登場するが、大して話に絡まないのでかなりどうでもいい。
今回もまた二刀流が観られるため、前作『二段斬り』の立場がない。
(しかも今回の方がかっこいい)
ただ、ラストの戦いは敵…
関所破り、二段斬りあたりからコメディ色の強い座頭市が続く。最後の戦いでは落とし穴を掘ってみたり、網で捕らえようとしてみたり、縄で引きずってみたりと市をなんとかして倒そうとする工夫も見られる。ラストで…
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