トータルリコール入門編。
ポール・ヴァーホーヴェン監督、1990年版トータルリコールのアクを綺麗に取り除いて、SFものとしての側面をより強く押し出した作品。
夢か現実か、2転3転のストーリー展開はしっかりと踏襲、それに加えてスタイリッシュなアクションで見せ場もあり。誰にでも勧めやすく、見やすい作品にはなっているが、どうしても1990年版のインパクトが強すぎて、なんとも言えない気持ちになってしまう感じ...
サイバースラム街でのパルクール、長回しスタイリッシュ肉弾戦、ハイテクカーチェイスなどなど、目白押しのアクションはシンプルに素晴らしい。しつこすぎる暴走追跡妻も良い。
オリジナルがクセあり、強烈すぎで、どうしても霞んでしまうが、しっかりトータルリコールはしていて、そこまで悪くない作品。
久々に再鑑賞したが普通に面白かった。