映画は最高の娯楽

トータル・リコールの映画は最高の娯楽のレビュー・感想・評価

トータル・リコール(2012年製作の映画)
3.8
トータルリコール入門編。
ポール・ヴァーホーヴェン監督、1990年版トータルリコールのアクを綺麗に取り除いて、SFものとしての側面をより強く押し出した作品。

夢か現実か、2転3転のストーリー展開はしっかりと踏襲、それに加えてスタイリッシュなアクションで見せ場もあり。誰にでも勧めやすく、見やすい作品にはなっているが、どうしても1990年版のインパクトが強すぎて、なんとも言えない気持ちになってしまう感じ...

サイバースラム街でのパルクール、長回しスタイリッシュ肉弾戦、ハイテクカーチェイスなどなど、目白押しのアクションはシンプルに素晴らしい。しつこすぎる暴走追跡妻も良い。

オリジナルがクセあり、強烈すぎで、どうしても霞んでしまうが、しっかりトータルリコールはしていて、そこまで悪くない作品。

久々に再鑑賞したが普通に面白かった。