Toineの感想文

ラッキーナンバー7のToineの感想文のレビュー・感想・評価

ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)
4.1
【悪い犬と良い猫】
まずキャストが豪華でびっくり。
ジョシュ・ハートネット様がイケメンで更にびっくり。
前半は人違いされて理不尽に殴られるわ鼻折られるわで不憫が過ぎる😂
しかし悲壮感が出ないようにコメディ調の演出で魅せていたのが非常に良かったです。

ルーシー・リューさんもヒロイン役でご出演♡
彼女はSMの女王様みたいなドSなキャラクターがはまり役だと思い込んでいましたが今作のような可愛らしい役もとても良き。
観ていて凄く楽しかったです。

マフィア絡みのどんでん返し系ってぜったい私が好きなやつ!
と思って鑑賞してみましたが予想以上に面白かったです。
前半で散りばめられた点(伏線)が後半で切れ味良く繋がっていく完璧さ。快感。
前半の笑える演出で油断させてからの後半のシリアスライン。
素晴らしい!
んで、終わり方のかっこ良さに痺れましたわー。
格好つけたままエンドクレジットに向かってくれる映画が大好きです♡

舞台美術もお洒落ですし、マクギガン監督がポール・ベタニー様とハートネット様を主演にした初期作品はすべて好きです。
「ギャングスター・ナンバー1(2000)」とか。
ずっと記憶に焼き付いてますし。
おすすめでございます。