このレビューはネタバレを含みます
法律を学んだ者としては、なんだか嬉しかった。法によって彼は救われたから。でも悪には手を染めたよね。世に悪を放出したし。。自分と愛する人を守るにはそうするしかないんだよね。彼は弁護士としては正しく、一人の人間としては悪の道に少し手を伸ばしてしまった。皆んなに救われたけど、彼は何より上司を殺してしまった事に罪の意識を感じ続けて生きていくだろう。そして彼女の妻も。
この世でまったく悪の道に手を染めずに、救われる事はどれだけ難しいか、よく分かる映画だよね。
弁護士として法を上手く活用するにはいい、だけど一般人にとって法はこんなにも無力。