本日の一本。
普通に面白かったサスペンス映画。普通過ぎて展開予測も容易だが、トム・クルーズの安定感は抜群でとてもじゃないが苦学生には見えない。
順風満帆の勝ち組エリート弁護士見習いが百戦錬磨の老獪弁護士事務所と漁夫の利を狙う警察と立ち向かう。このストーリーがまずスター性を必要とさせる最もな部分であろうか。しかしどう考えても怪しすぎる弁護士事務所ファームをお金で釣り上げて狙われる主人公マクディーアも落ち度というか隙が大きい。ラストでその代償を払う訳だがそのコストは大きすぎやしないですか?とは思う。
当時らしい大味な作り込みも味わい深いのでヨシ。そんな休日に暇潰しで見るには十分に楽しませてくれる一本。でもあんな露骨にトム走り入れるのはやっぱ必要とされているからなのかな?(しかし、その格闘戦ばっかしてると、ジャッジアイズの八神センセを思い出しちゃうね。弁護士だし)