出版すれば必ずベストセラーの印象が強いアメリカの売れっ子作家、ジョン・グリシャムが一番最初に大ヒットさせたのが本作の原作です。法廷シーンなしで、アクション少しありのサスペンス映画でした。
ハーバード大の法科大学院を卒業し、希望に満ちあふれている若き弁護士をトム・クルーズが演じています。大卒間もない野心家な若者イメージがピッタリ。破格の厚遇でマイナー都市の法律事務所に迎えられます。
前途洋々なエリートボーイがいかがわしい事務所に就職し、会社の悪事にハマってさあ大変、というお話。
この人は味方?それとも敵?次から次に出てくる登場人物に翻弄されながらストーリーを面白く追っていくことができました。
テンポよくストーリーは進行し、ちょっと長めの2時間半ながら最後まで飽きることはなかったです。難解さはあまりなく、わりと単純明快なので楽しく時間を過ごすには最適な作品でした。