LEONkei

人間模様のLEONkeiのレビュー・感想・評価

人間模様(1949年製作の映画)
2.5
皆んな違っていい。
其々の個性と個性が戯れ触れ合ってこそ、人間模様。


filmarksのフォローさん達のレビューを読ませていただくと十人十色、同じ映画でも実に様々な見方や考え方が有り共感もしたり、その人となりまで知りたくなるような興味深く拝読させて頂いています。

思想信条が違っても・価値観が違っても・世代間が違っても・生き方が違ったとしても、出来るだけ自分は全てを肯定したい。

現実は中々難しい事だと理解しているが、少なくてもまずは受け入れる心構えはしている。

人間は感情に踊らされ揺さぶられる生き物で、様々な欲を理性でコントロールして生きています。

時には感情を爆発させたくなったり、喉が潰れるくらい叫びたい事もあるでしょう。

その感情があると言うことは、とっても素晴らしくとっても大切な事です。

生きていれば良いことばかりではなく、寧ろ辛く嫌になるような事の方が多い。

カッコ悪くても情けなくても醜くてもグシャグシャに泣きじゃくっても、一生懸命生きているならばそれだけで最高なんじゃないか。

生き方に正解も不正解もない。

様々な感情の蓄積と様々な経験が自分自身の個性を築き上げ、魅力的な人間になって行くでしょう。

個性と個性が触れ合う事で更に素晴らしい個性が生まれ、人間は死ぬまで成長して行くものです。

人はひとりでは生きていけず、何処で誰かと繋がっている。

人と人とが複雑に絡み合って世の中が成り立つ事はめんどくささも有るでしょうが、誰かが貴方を守り支え気持ちを楽に良い方向へ導いてくれる人はいます。

時代が流れ社会が変革しても人の本質は変わらず、様々な人間模様をこっそりと垣間見て行きたいと思います。

常識や情報に惑わされる勿れ、自分を信じて行けばいい。


こんな映画から外れたレビューばかりで申し訳なくも思いますが、自由に発言できる事がまた素晴らしいことです。

今年はこれで最後のレビューとなりますが、また来年も宜しくお願い致します..★,
LEONkei

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