上海十月

人間模様の上海十月のレビュー・感想・評価

人間模様(1949年製作の映画)
2.8
市川崑生誕100周年。実写3作目で善人が真面目すぎて起こるラブ・コメディ?当時は、受けたのだろうか。今一つの感が抜けきらないのは戦後間もないことからだろうか。大陸帰りというだけで差別され、一方南方帰りだと良く見えるというのは、当時の風潮だったかもしれない。説明が多い脚本で映画的というよりはテレビドラマ。女中役で石井ふく子がクレジットされていた。女優時代のものかもしれない。そのあと企業の宣伝部でTBSという経歴だ。この作品でも市川崑らしさは、みじんも感じられないですね。
上海十月

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