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モア・ザン・ア・ゲームのmasososoのレビュー・感想・評価

モア・ザン・ア・ゲーム(2008年製作の映画)
2.5
バスケット界の「キング」レブロン・ジェームズ
。奇しくもバスケットボールの「神様」マイケル・ジョーダンが引退した翌年にNBA入りする。当時の自分はジョーダンの引退に落胆しながらも来年すごい選手が高卒で入ってくるという噂にワクワクしていた記憶がある。
本作はそんな彼を中心とする“ファブファイブ”が偉業を成し遂げるまでを振り返るドキュメンタリー。

シューティングスターズ時代の映像は本当に貴重なものでほとんど見たことがなかった。
構成としても只々レブロンの凄さを伝えるのではなく、彼らのチームにしっかりとフォーカスしていてストーリー性もあり、一つのドラマとして成り立っているのはよかった。
少年チームのチームメイトが極端に小柄で彼を認めてくれるコーチのいる学校にみんなで揃って進学するなんて最高じゃないか。


が、字幕が最悪すぎる。バスケットボールのことはまず間違いなく知らない人間が作っている。

バスケット用語が無理に直訳されてて気持ち悪すぎる。実況がこんな言葉使ってたら萎えまくりだわ。
第1クォーターを第一期。。。
「床を前後うまく走っている。」
「ファールが呼ばれた。」
「レブロンは境界ラインへと飛ぶ」

「フロアを縦横無尽に走り回っている」
「ファールをコールされた。」
「レブロンはベースラインからアタックした」

これでいいじゃん。バスケ用語知らなくても表現的におかしいなって思わないのかな。

コービー・ブライアントをコーベ・ブライアントとかさあ。リスペクト無さすぎだろ。ファクトチェックくらいしろよ。

百歩譲って専門用語には目を瞑ろう。それでもまだ言い足りない。
挫折を味わったチームが復活する過程。ベンチ落ちしながらもチームを支えるマギーの姿に心を打たれ、一匹狼だったトラヴィスもチームメイトになった。という大事なストーリー部分、ここの翻訳が特にひどい。
Google翻訳レベルで接続詞もあべこべ、代名詞もぐちゃぐちゃで誰の話してるのかもわからん。台無し。なんで字幕見ながらさらに視聴者側で意訳しないといけないんだ。

“fab five 4 life”を4人組生活って訳すな!どうかしてるだろ。五人組の話だろうが!

字幕のせいで−1点だ。
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