正露丸

俺たちに明日はないの正露丸のレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
2.8
アメリカン・ニューシネマはどれも邦題が本当に格好いいですね。この系統では以前に『明日に向かって撃て!』を観ましたが、あれよりもっと救いようがなくって人間臭い感じ。時代が悪かったのかもしれないし、良かったかもしれない。今だったらあっという間に捕まるだろうしね。でもそうやって一蹴してしまうのも酷なように思います。
そうはいってもキャラクター、主にバロン一味はどいつもこいつも好きになれなかったな〜感情がピーキーで、不満で、不安で。彼らが盗みをする正統性(いや元々犯罪なので正しいも何もありゃしませんが、それさえも超越してしまうカリスマ性とか)が感じられませんでした。皆さん仰ってるうるせえババアは本当にうるせえ。新居を襲撃された時キャーキャー言いやがって、バカかと思った。彼女に関しては唯一ボニーに同情できる。

ハッピーハッピーエンド好き人間の私としてはこういうのが流行った時代もあったんだ・・とある意味興味深いです。
ロケーション、音楽、ファッション、車、かっこいい。
正露丸

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