ケンシューイ

麻雀放浪記のケンシューイのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
4.1
ものっすごカッコいい!!

よもや主人公は一体誰なのかな?
話しが進んでいくうち、そんなふうに思った

角川映画的フレッシュなスター俳優さんは
むしろ傍観者的な立ち位置でいらして

戦後の混乱期という時代背景の中で
それぞれのキャラクターが際立ちまくって放浪

抑制されて綺麗に纏まろうとしてる世の中なら
もはや個性は異物のようにも見えてしまうのに

ドサ健のあれはダメでしょとか
出目徳のそれもダメでしょとか
今の時代なら自粛されそうなシーンも多々

あかんこといっぱいしてるのわかります

それでもわかります、当時の諸先輩方
こんなの観たらマージャン打ちたくなりますよね

徹マン、リーチ、テンパる、、、
麻雀文化から派生していった言葉ってのも
いろいろとあるもんです

新しい時代は違和感から始まるものかな