これも戦争の現実の一つか…
湾岸戦争に海兵隊員として従軍したスウォフォードが、長い訓練と戦闘に向かうまでの長い駐留の果てに、弾丸一発さえ発射しないまま戦争を終えた体験を元に映画化。
結局4日間の前線での斥候のみで、始まりもしない戦闘には終わりも訪れない様子が、その後の彼の人生に影を落としている事が伺えます。
同じ隊には犯罪歴を隠した兵士やどう見ても精神的に病んでいそうなヤツ、そしてきっとグリーンカード欲しさだけで従軍してるだけの奴もいる。
激しい戦闘で命を落とすばかりではない、現代の戦争の歪みまでが彼ら兵士にのし掛かっていたんじゃないでしょうか?