カオリ

ゴジラVSスペースゴジラのカオリのレビュー・感想・評価

ゴジラVSスペースゴジラ(1994年製作の映画)
1.9
ゴジラシリーズ第21作

こーれーは、あかん!
あまりこんな浅はかな負の感想は書きたくないものですが…シンプルにつまらなかったー!

怪獣というかもう何?達の戦闘としては、ますますロボ感がアップして、うーーーん…ドチャドチャなんですよね、何がしたいのかな?
怪獣、恐竜、ロボット…何かしら刺さるっしょ?っていうのは前作から引き継いでいる思惑なのか。
ドラマ部分も、いい話にしちゃるでー!感が、にじむどころか観ているこちらが恥ずかしくなるくらいで(・・)白々…
私の感想も浅はかですが制作の思惑も浅はかなんですね、きっと。

1時間くらいに納めてくれればまだ良いものをテンポ悪く、人間どもの行動がギャグの嵐。突っ込むのも嫌になるくらいな脚本です。

あと、邦画のもっとも嫌いなやつ…喋り声ちっちゃ!→音量上げて→BGMやSEでっか!→音量下げて→以下ループ…っていう音響バランスにも苛々。
今どき家で観ていれば耳元ピっとすれば音量調節は出来ますが常に丁度良くないので常に苛ついて観ているわけです。なんなん。
前作が音がとても良かったので尚更気になったのかな…

で、宇宙に行くのも別に良いのですが、宇宙空間の描写が糞すぎる!バックは画用紙か何かですかね?90年代の映画とは思えないというか。
前作から1年そこそこで今作が制作されているので、やっつけでとにかく作ったのかな…という感じ。スペースゴジラもキン消しみたいな質感でショッボ。

ラストもポカーンな謎BGMの中にゴジラの背中写しとけばオッケ!みたいな浅いものでした。

全てにおいて残念がすぎる作品としか思えませんでした…。
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