れれれざうるす

たとえ明日が来なくてものれれれざうるすのレビュー・感想・評価

たとえ明日が来なくても(2003年製作の映画)
4.3
シャー・ルク・カーン主演のインド映画。またもや私を泣かせてくれました…!
舞台はNY。笑顔を忘れたナイナの隣の家に越して来た破天荒な男アマン。一目惚れし彼女に猛アタックするが、ナイナは咄嗟に親友のローヒトを彼氏と言う。しかし笑顔を取り戻させてくれたアマンをナイナは好きになり、ローヒトはナイナを好きになる。だけど何故かアマンは二人をくっつけさせようとする。なぜ彼は身を引いたのか?なぜNYに来たのか?
歌ありダンスありの三角関係ラブロマンス!

泣きすぎて疲れた…!歌や踊りは他の作品に比べて多め。だけど舞台がNYだからかなんとあの「プリティウーマン」が!!しかもインド風…!!知ってるフレーズがあるだけで満足。
初めの数十分で大量に登場人物が投下されるのでちと覚えにくい。でもそれも気にならなくなる(なんせ3時間あるからね!)。そして内容がとてもありきたりでわかりやすい。だからこそ難しいこと抜きで楽しめるのはインド映画の良いところ!
『恋愛組』がいるとそれに対し常に『失恋組』もいる。本作では失恋だけど失恋ではない。もだもだ。
「出来るならば君になりたいよ」
はぁ…つら…。
恋愛を重点的に描いてはいるけど、複雑な家庭関係や男の友情の描写も取り入れてきてそこはかなりインドらしい仕上がり。シャールクカーンが上手いのは勿論のこと、ローヒトの表情にも何度かやられました・・・。単純に泣いたけど役者達の泣き演技にもらい泣きしっぱなし。