sango

栄光のランナー 1936ベルリンのsangoのレビュー・感想・評価

4.2
1つの事柄に関する意思表示の仕方は無数にあって それぞれの立場から見える景色は全く違う。

行くべきか、行かざるべきか。

1つしか選べないとしてもどちらの道にも思いを巡らせ悩みながら決めるのは意義深く尊いことだ。

今より人種差別が当たり前にあからさまに存在していた時代、そんな中にそこには触れず人の本質を見てただ子供の親として ただアスリートとして繋がり合う師弟関係に心が温かくなった。
そして参加したことによって育まれたドイツ選手との交流。どの国に生まれようと考え方は様々で、それを強者が押し潰していく 戦争というものがどれだけ惨たらしいかを考えてしまう…


以前レニのドキュメンタリーを見たことがあって、あの時はわからなかったことも今改めて見直したら違う視点で見られるのかもしれない。
sango

sango