TaT

何も変えてはならないのTaTのレビュー・感想・評価

何も変えてはならない(2009年製作の映画)
4.2
相変わらずペドロ コスタのカメラを動かさず、そこにあるものを切り取る手法が生きている。

追求と研鑽によって導き出されるスタイル。作り込まれたものに見るのは真実であり、それがもたらしてくれるものに感情が動く。

繰り返し流れ続ける音楽に芸術性を植え付けていく姿はそれ自体が芸術で、影の濃い映像の中で歌うジャンヌ バリバールとアンニュイな音楽に垣間見える物語はただただ美しい。
TaT

TaT