ブラックユーモアホフマン

何も変えてはならないのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

何も変えてはならない(2009年製作の映画)
4.5
ペドロ・コスタの映画で、初めて一瞬も睡魔に負けることなく観られた!!

繰り返しの美学。

ほぼワンシーンワンショット。なーがい。確かにカッコいいショットだけどそれにしてもなーがい。でも音楽が終始鳴り続けていてそれがカッコいいから眠くならなかったです。小学生みたいな感想ですいません。

カッコいいけど、しかし普段自分たちが何のために必死にカット割ってるのかよく分からなくなってくるね。

やっぱ全体に長くは感じる。それは普通の作りの映画の時間感覚に慣れすぎてるからかもしれないけど。103分とは思えない体感時間。観てる間はすっごい長く感じるし、でも振り返ってみるともっと短かったような気もする。

ジャンヌ・バリバール。この前『レ・ミゼラブル』でもお会いしましたね。

【一番好きなシーン】
楽屋で即興にペットボトルを打楽器にしてしまうところ。
あと唐突な喫茶店のおばちゃん2人。もしや、ずっと日本だったのか……!?てそこで気づく。