土間埋

私の殺した男の土間埋のレビュー・感想・評価

私の殺した男(1932年製作の映画)
3.9
初見で泣いてしまった。

山中貞雄は戦地で本作の“手”を意識した次回作の構想を練ってたらしいけど、確かに教会で懺悔する手、墓に花を手向ける手、戦地で手紙に重ねる手にグーッと寄っていくカメラが印象に残った。

一番感触が似てると思ったのは(こういう例えシネフィルに怒られそうだけど)漫画の『春の呪い』。
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