🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-250 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋エルンスト・ルビッチが監督した骨太な人間ドラマの傑作です。フランスの劇作家モーリス・ロスタンの原作戯曲「The man I killed」を映像化した作品で、強烈な反戦メッセージと深い人間愛を描いた作品、いつものキュートで可愛いコメディではないけれどもとても素晴らしい作品です。今から80年以上前にここまで描けたのに。。。ウクライナ紛争を含め、人間の愚かさが無くなっていかないのはほんと残念なことです。

🖋作中にある台詞“息子は死んだのに　父親は酒を飲む”。。。戦争を意図するのは父親世代なのに戦場で命を落とすのは子供たち若い世代、鮮烈に心に響くメッセージです。戦争で人の命を奪うことの理不尽さとキツさが胸に刺さる作品です。戦争の絶対悪が見事に描かれています。

🖋父親役のバリモアの演技は言わずもがなの素晴らしさ！ラストの主人公ポールがバイオリンで「トロイメライ」を演奏するシーンが心に焼き付きます。

🖋本作、『婚約者の友人』として2016年にフランソワ・オゾン監督によってリメイクされました。

😢Story:（参考: TSUTAYA）
第一次大戦中にドイツ兵を殺した過去を持つフランス軍の兵士。心に重荷を負った彼は、終戦後に相手の故郷を訪ねる。当然ドイツ人一家に冷たくされるが、やがてその関係が変化して……。

🔸Database🔸
・邦題 :『私の殺した男』
・原題 :『The Man I Killed』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1932
・日本公開 : 1932/04
・上映時間 : 77分
・受賞 : ※※※
・監督 : エルンスト・ルビッチ
・脚本 : レジナルド・バークレイ
・原作 : モーリス・ロスタン
・撮影 : ヴィクター・ミルナー
・音楽 :
・出演 : フィリップス・ホームズ、ライオネル・バリモア、ナンシー・キャロル、ルイズ・カーター、ルシアン・リトルフィールド

🔸Overview （参考:映画. com ）🔸
「陽気な中尉さん」「モンテカルロ」のエルンスト・ルビッチがトーキーになってから始めて手がけたシリアス・ドラマで原作は「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名なエドモン・ロスタンの息モウリス・ロスタンの筆になる舞台劇。それをレジナルト・バークレイが手を加えて改作し更に「陽気な中尉さん」と同様サムソン・ラファエルソンとエルネスト・ヴァイダが協力してシナリオにまとめ上げたもので撮影は「龍の娘」「失われた抱擁」のヴィクター・ミルナーが担任。主なる出演者を挙げれば「侠盗ヴァレンタイン」のライオネル・バリモア、「盗まれた天国」「夜の天使」のナンシー・キャロル、「アメリカの悲劇」「光に叛く者」のフィリップス・ホームズ、「モンテカルロ」のザス・ピッツ、ルイス・カーター、ルシアン・リトルフィールド等である。

紛うことなき傑作。

ルビッチ作品は3作目の鑑賞です。
桃色の店 4.5
ニノチカ 3.5
原作はシラノ・ド・ベルジュラックのエドモンロスタンの息子、モーリスロスタン。
リメイクはオゾンの婚約者の友人🎬
観てません。

戦争で戦うドイツ兵とフランス兵。
ライオネルバリモアは
ドリューのおじいちゃんのお兄ちゃん。
シナモンケーキのレシピが登場。
小麦粉 1カップ
ラード(セリフはショートニング) 半カップ
ベーキングパウダー 少々
砂糖 2カップ！！

(シナモンは？)

ビールのジョッキがフタつき！
しかも開閉式。
手紙のシーンがよかった。
桃色の店(ユーガットメール、シーラヴズミー、グッドオールドサマータイムのオリジナル)の場面を思い出しました。
国籍が違うだけで殺し合うなんて無意味ですね。

• #婚約者の友人
• #モーリスロスタン
• #シナモンケーキ