エルンスト・ルビッチ監督作。
フランスの劇作家:モーリス・ロスタンの原作戯曲「The man I killed(私の殺した男)」を名匠エルンスト・ルビッチが映像化した骨太な人間ドラマの傑作で、本作…
映画全体が、戦中から戦後へ、そして日常を取り戻すまでのグラデーションになっている。
とくに音楽、というか音の設計がすばらしいのは、冒頭のシークエンスを見ただけでわかる。まさに戦時下の音、音楽が重ね…
第一次大戦中、ポール(フィリップス・ホームズ)はドイツ兵を殺しその恐怖と後悔で心を病み、殺した兵士の家を訪ね父親(ライオネル・バリモア)たちに会うが、彼らに息子の友人と誤解されてしまう。一家は息子を…
>>続きを読む面白い。全体的に対称的な構図が多く、画面もやや明るいグレーでルビッチらしい雰囲気だった(当たり前)。あと、オーバーラップによる、フラッシュバックの演出も見られた。ブラインドの影の使用とか時計の音とか…
>>続きを読む言葉だけの神の赦しでは満足できなかったポール(主人公、元仏兵)の話です。
ポールは、たとえ戦争中の敵だったとはいえ、独兵(ウォルター)を殺した罪の意識に耐えかねています。教会の神父はテキトーに「赦…
このレビューはネタバレを含みます
WW1のあとに作られたエンタメヒューマンドラマ。
塹壕の中で殺してしまったドイツ兵の目が忘れられないというフランス人がそのドイツ兵の家族を訪ねる。
息子を失った両親と、息子の婚約者は失意の日々を送っ…
タイトルからサスペンスなのかな?と思って見始めてすぐ全然違うじゃん!ってなったけどそんなに長くないので完走。
戦争中にドイツ兵を殺してしまったフランス人ポールがその罪に苛まれ神父さんに告解するもモ…
エルンスト・ルビッチ監督、ヴィクター・ミルナー撮影。
ルビッチでは珍しくコメディ色の薄いシリアスな題材ではあるが、どこから見てもルビッチ映画であり、ドアが開く度に事件が起こる仕掛けや、秘密を打ち明け…
THE MAN I KILLED 1932年 エルンスト・ルビッチ監督作品 76分。第1次大戦下の1917年、前線でドイツ人兵士ウォルターを殺してしまったフランス人兵士ポールは その事が頭を離れない…
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