PTSDという言葉すらない1932年に、兵士(青年)が抱えるやるせなさと苦悩、それから敵兵士の親族との関係を、御伽噺に陥らず見事に描き切っている。バイオリンとピアノの調べが重なるシーンは息を呑むほど…
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Phillips Holmes目当てで鑑賞
観てるだけで辛くなる重い話。
フランス兵のPaulは戦場に送られ、そこで殺したドイツ兵Walter Holderlinが死ぬ直前に見せた彼の目が忘れら…
◯第一次世界大戦後、一人のドイツ兵を殺したことを懺悔するフランス青年。PTSDなんて言葉のなかった時代にPTSDを描いている。
◯自分が殺したドイツ兵の墓へ花を手向けにいく青年。そこで出会ったのは…
塹壕でドイツ兵を殺した
フランス兵が
ドイツ兵の家へ謝罪しに訪れるも
なかなか肝心な話が
切り出せず・・・
さすが往年の名匠!✨
静かで間をたっぷり含んだ
シーンの中で
登場人物のさりげない一挙…
これを第一次世界大戦〜第二次世界大戦の時期に作ったのが素晴らしいけど、現実は悲しい。
ここに出てくる登場人物、
皆、どうやったって偽りの幸せのまま生きていくしかないけど、ラストに微量な希望を垣間見…
戦争。
敵、味方どちらにも家族があり、大切な人がいる。
傷つけた家族の元を訪れる男。
心が安らぐ場所はどこか?
ライオネル・バリモアが仲間に訴えかける言葉が胸を打つ。
バイオリンの音色に重なるピアノ…