タイトルとジャケ写から、可愛い顔して男を毒牙にかけるファム・ファタールのクライム・サスペンスに見えますが、ぜんっぜん違いました。
そのせいかどうかは知りませんが、原題の“The Man I Kill…
900万人の中の1人だとしてもある人にとってはかけがえのない1人
戦争でも殺しは殺しだと自責の念に駆られる主人公は赦しを求めてドイツへ。
主人公の思わずついてしまった嘘が残酷なラストへと誘っていく
…
43**
□物 語 ★★★★★ ★★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆…
フランソワ・オゾン監督「婚約者の友人」鑑賞後に。
このオリジナルはストレートな描き方。
フランス青年の繊細さ深い罪の意識。
息子の友人訪問にウォルター両親の喜び。
ウォルターの婚約者エルザと二人で…
戦争とはいえ、人を殺すということは、殺す側も気持ちが辛いことがあるのだと思う。墓場でレシピの話をするシーンが悲しかった。戻ってこない息子に対する思い。死に方の残酷さを思うと辛かった。
細かいことな…
<あらすじ>
第一次世界大戦の西部戦線にて。
フランス軍兵士のポールはドイツ兵ウォルターを刺殺するが、その事に対して自責の念に駆られてしまう。
やがてポールは謝罪する為に殺してしまったウォルターの実…
初見で泣いてしまった。
山中貞雄は戦地で本作の“手”を意識した次回作の構想を練ってたらしいけど、確かに教会で懺悔する手、墓に花を手向ける手、戦地で手紙に重ねる手にグーッと寄っていくカメラが印象に残…
このレビューはネタバレを含みます
第一次大戦直後、敵兵のドイツ人青年を殺してしまった若者は贖罪のために彼の故郷へと赴くが、家族にあった途端、その事実を告げることができず、、、
西部戦線異状なしなどでも言われているが、お互い出会った…