トニー・スコットの不発弾的作品。ケヴィン・コスナー全盛時のアクション映画だが、昔観てどんな内容だったかちっとも思い出せない。
マデリーン・ストーが美しく撮られている辺りが肝で、いちいち画(え)になるスタイリッシュな作風は、やはりトニスコらしい先鋭性を感じさせる。ただし内容はどっち付かずで空疎な感じ。
これならまだ『ラストボーイ・スカウト』の方が、お笑い要素が入ってて楽しめるんではないかな?
ちなみに本作、なぜかクエンティン・タランティーノが絶賛した事でも有名。雰囲気がマカロニウエスタンっぽいからかな。