レッドアップル

刑事マディガンのレッドアップルのネタバレレビュー・内容・結末

刑事マディガン(1967年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

一周まわってシーゲルの時代。
政治的にアウトなマディガン。全然仕事してないし。
だが、現代よりもはるかに他者や敵と友好的で、相手から敵対的にされても「なぜそうアツくなるんだ」と素直に聞く。わからないから言ってくれ。言うことを諦めないでくれ。
彼らにはまだその心が残ってる。だからコミッショナーは、ミスったマディガンにまたチャンスをくれる。
そしてあの歯切れの悪い終わり方は、まだ考え続けるという姿勢のあらわれとして最高の形。