黒苺ちゃん

吸血鬼の黒苺ちゃんのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1932年製作の映画)
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光と影の使い方が印象的なモノクロトーキー映画だった。

現実と夢の区別がつかなくなった男が迷い込んだ農村の館で不審な出来事に遭遇し、見てるこっちも現実と夢の区別がつかなくなっていく映画で、なんだかよくわからないストーリーを霧がかかったように白くぼやけた画面、館の壁を動く実体のない影、光と影のコントラストなどの映像的な美しさがまとめていた。

が、芸術映画なので体力がないと見ていられず(そしてその衰えを感じ)、またドイツ表現主義みたいなキレッキレのやつを想像していたのでそんなに楽しめなかった。
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