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イージー★ライダーの大学生のレビュー・感想・評価

イージー★ライダー(1969年製作の映画)
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アメリカンニューシネマを代表する一作
内容としては面白いという訳ではないが、当時のアメリカの世相を垣間見ることができるとても良い作品
ステッペンウルフやバーズ、ジミヘンなどヒッピー文化を彩った音楽が満載

当時の米映画界の保守的な体制を打破するべく、デニスホッパーとピーターフォンダは本作の作成に奮闘したらしいが、当時はやはり異端として相手にされなかったそうで、まさに作中の主役2人のような扱いを受けていたと
自由に生きる主役2人には、彼らなりのこれからの映画界やアメリカ社会のあるべき姿を投影させたと思うが、ラストはなぜあのような形にしたのだろうか
当時の映画界の重鎮の基準から逸脱したものは異端とみなされ無視される当時の映画界の状況を、お前らが自由な2人を殺しているんだぞという皮肉という形で表現したのか、
制作意図的にはそのまま旅を続ける2人を描写しても良かったはずだが、、

はたまた、この先長くないヒッピー文化の終わりを予見していたのか、、
もう少し考察する必要がある
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