"アメリカ社会"を描いたロードムービー。
ドラッグどうのこうのあるが温かい雰囲気と思いきや、中盤あたりから物騒になりました。
軽く気になったポイントをまとめてみようと思います。
・温かいとはいえ、台詞や歌、表情はかなりシビアというか、、
すごいダークて訳ではありませんが、厳しさや息苦しさがところどころで現れています。挿入歌の歌詞が特に。ピーターフォンダ演じる人物がどこか抱えているというか、陰鬱とした雰囲気があるのもまさに。
・アメリカ社会の矛盾
自由と言いながら、違った人間を差別したり攻撃したりしているシーンが特に後半にあります。ジャックニコルソン演じる弁護士が言う"自由"についての考察はものすごく鋭い。
ものすごく感動した、圧倒されたと言うわけではないですが、ラストのトリップや衝撃等、若者の苦しさやアメリカの分断等、考えさせれることは多かったです。