kazu1961

イージー★ライダーのkazu1961のレビュー・感想・評価

イージー★ライダー(1969年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「イージー★ライダー」
Original :「Easy Rider」
▪️First Release Year : 1969
▪️JP Release Date : 1970/07/31
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第22回カンヌ国際映画祭 新人監督賞
▪️Appreciation Record : 2020-606 再鑑賞
🕰Running Time : 94分
▪️Director : デニス・ホッパー
▪️Writer : デニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、テリー・サザーン
▪️MusicD : ザ・バンド、ザ・バーズ、ホーリー・モーダル・ラウンダーズ、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ロジャー・マッギン、ステッペンウルフ
▪️Cast. : ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン
▪️My Review
当時チョッパーのバイクに憧れ、小学成功や中学生はバイクに乗れないため、自転車がチョッパー型のものが凄く流行りました。日本でもそんな影響があるほどの作品でした。ワイアットのしてるメガネフレームを私はかけていました。ほんと、作品の芸術性をはるかに超えた影響力を持った作品です。
アメリカン・ニューシネマの代表作の一つで、『俺たちに明日はない』も『明日に向って撃て!』も『イージー・ライダー』も、広大なアメリカの自然をバックに物語が進んで行きます。(その自然風景が壮大で、めちゃくちゃ美しい!!)只々、目的地も決めずに、気ままに旅をする。。
「気まま、自由」への憧れ、1970年代に圧倒的に憧れられていたスタイルです。冒頭の麻薬取引シーンだけではなく、そのあともあまり説明がなく、田舎をバイクで旅する長髪の二人の若者が、ロックミュージックをバックに映されていきます。
キャプテンアメリカことワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー『デニス・ホッパー)の若い二人組はメキシコで手に入れたドラックの密売で大金を手にし、念願だったニューオリンズのカーニバル、マルディグラ見物に向かいます。旅の途中では、モニュメント・バレーやタオス・プエブロなど、アメリカ西部の象徴となる場所を通ります。コミューンに助けられたり、留置所に入れられたのを町の弁護士に助けられたり、娼婦と一緒にドラッグで舞い上がったり、この全てがショッキングなラストへとつながっていきます。
物語はなく、ただ感情的に流れていくストーリーであり、そしてその分ラストが衝撃的でした。
当時、若者が若者のために作った映画であり、音楽もステッペンウルフ、ジミ・ヘンドリックス、ボブ・ディランなどカウンターカルチャーを象徴するミュージシャンを起用しています。
1969年(第42回)アカデミー賞で助演男優賞と脚本賞にノミネートされ、1998年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されました。

劇中に登場するバイクは、1965年型ハーレーダビッドソンでエンジンはパンヘッドと呼ばれるタイプ、排気量は1200ccです。フレームは当時としては斬新なフルメッキを施しており、リジッドでサスペンションがありません。ワイアットが乗っているチョッパーは、前輪ブレーキが装備されていません。劇中で登場していたマリファナは本物を使用していたそうです。(参考:Wikipedia)

▪️Overview
デニス・ホッパーが監督・脚本・主演、ピーター・フォンダが製作・脚本・主演を務め、アメリカン・ニューシネマを象徴する金字塔的作品として映画史にその名を残す傑作ロードムービー。自由と平和を求めてアメリカ横断の旅に出た2人の青年が、アメリカ南部で偏見・恐怖・憎しみに直面する姿を描く。低予算ながら世界的ヒットを記録し、インディペンデント映画をハリウッドメジャーが配給した最初の成功例として、それまでの映画会社主導による映画製作システムを覆した。1960年代、アメリカ。ドラッグ密輸で大金を手にしたワイアットとビリーは、ハーレーダビッドソンにまたがって旅に出る。ロサンゼルスから謝肉祭の行われるニューオーリンズを目指す2人は、農家で食事をご馳走になったり、ヒッピーのコミューンに滞在したりと気ままな旅を続けるが……。1969年・第22回カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞。(引用:映画. com)
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