ヤスマサ

プレデターのヤスマサのレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
3.0
ゲリラからの要人救出という嘘の任務でジャングルに入った米国特殊部隊が、正体不明の生命体プレデターに襲われるSFアクション。
ダッチ・シェイファー少佐(アーノルド・シュワルツェネッガー)率いる特殊部隊は、ジャングルからの脱出を図るものの、プレデターによって1人また1人と命を落としていく。

「プレデター」の意味は「捕食者」という事だが、食料としての人間を狩に来たのだろうか…、謎だ。
光学迷彩で姿をくらませるプレデターに、手を焼く特殊部隊の恐怖と緊迫感が堪らない。
最後の1人になったダッチが、プレデターの目が見えないことに気づき、逆手に取ったローテクで対抗するところが見どころだろう。
エイリアンものとして定評のある作品だが、個人的にはそれほど…、といった感じ。
ダッチたちが、要人救出という嘘の理由で招集されるくだりって必要なのかな?
ゲリラの情報は本部に届いたの?
頭蓋骨を愛でてるようなシーンがあるけど、熱探知しているプレデターには触感が良かったのかな?
若しくはヘルメットを脱げば目が使えるのかな?
テンポが良くても、気になるところが多く映画に入り込めない。
ストーリー的にもっとシンプルでよかったのではないだろうか。

余談だが、架空のバル・ベルデ共和国が、後にレニー・ハーリン監督の「ダイハード2」でも登場すると思うけど、ジョン・マクティアナン監督のお気に入りだったのか、業界のお決まりだったのかな?
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