1300本目のレビューは大好きな本作を。というかこの1作目が圧倒的に好きすぎてシリーズの他の作品はどうでもいいよというくらいなレベルです。
「エイリアン」と並ぶSFホラー・アクションの金字塔「プレデター」のデビュー作。
何が好きかと言われれば筋肉マッチョ達が謎の化け物とジャングルで戦うという単純さ。筋肉部隊を率いるのは全盛期のシュワちゃん。
冒頭シュワちゃんとカール・ウェザースが「久しぶり!」みたいな感じで
ガッチリ握手するシーンで二人の腕が太すぎて笑った。
クセ者揃いの部隊が謎の生物プレデターと対決。本作の斬新なところは肝心のプレデターの姿がなかなか見えないところ。
姿が見えない、見えない何かが密林の中襲ってくるという恐怖を巧く表現している。また、プレデターの視点映像(赤外線)も独特の表現で"ハンター"が何かを狙っているという不気味さや緊迫感を出すのに一躍買っている。
最強生物に対抗するのは人類最強の男シュワちゃんしかいない。並の人間じゃ絶対敵わないんだけど、なんかアンタなら勝てそうな気がするよっていう頼もしさ。ラストバトルの緊張感も素晴らしい。
プレデターのキャラクターとインパクト、SF・アクション・ホラー要素、クセ強い人物達、サバイバル、全てが絶妙な名作。