春花とおく

プレデターの春花とおくのネタバレレビュー・内容・結末

プレデター(1987年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的シュワちゃん。

と言える程シュワちゃんの出演作を観たことは無い(むしろ観たい)のだが、それでもそう言わなければならない程のパワーに魅せられた100分強。しかし、本当に100分?2-3時間はあったのじゃないかしらと思わされる程の濃密さだった。

前半、当初の任務を果たしつつも旧友(?)の裏切りに遭い、何やかんやでプレデターとチームで挑むパートだけでも十分面白い。チームの友情やチームだからの戦闘、罠を張るまでの軍隊っぷりまでワクワクさせられる。

しかし、やはり後半、独りになってからのシュワちゃん無双が恐ろしい。前半は何やったねんとばかりに一人何役の働きをこなし、最後にはプレデターとのタイマンまでこぎつける暴れっぷりには惚れ惚れする。プレデター自体も、いい。ジャングルという舞台にはそぐわなそうな、いかにも近未来的異星人である。このプレデターが何故地球の、ジャングルにいるかの背景などが明かされないのは少し残念。だが、地球を侵略しようと地球に来た彼も、独りジャングルに残されたのだろう。「プレデター(侵略者)」はお互い様なのだ。人間も彼の場所を侵略しようとして、そして戦いが起こった。そう考えると上手い感じに説明が…っと、「エイリアンVSプレデター」、どうなんかな。。
春花とおく

春花とおく