たた

プレデターのたたのレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
5.0
楽しかったー。
今でも時々みる大好きな映画。
この映画には幸運な出会い方をしたと思う。

子供の頃テレビでやってるのを何となく見てたのです。
コマンドーのシュワちゃんが戦争もの?傭兵アクションもの?やってるな~
やっぱムキムキシュワ~ですっげーなー、あっロッキーのアポロやん、あっコマンドーの悪役の人やん、って感じで
予備知識どころかタイトルも、この映画の存在すらも知らなかったという状態で見ておった。当時映画スターだったシュワちゃんでなければ見るのやめてた可能性もあります。

するとサーモグラフィな主観映像が。何やら正体不明の誰かが、隊を狙っている様子。
シュワ達の緊張感にシンクロするように、ワクワク感が高まってくる!
透明な何かが最初の獲物を仕留めたところで、娯楽アクション+怪獣的な何かの映画であることが自分の中で確定して、テンションがMAXに!(SFとかモンスター映画が大好きだったお年頃。今もですが)
そこからはもう完全に没頭してワクワクし通しで最後まで楽しみましたねー。
子供心によく感じる、怪獣がなかなか出てこないから退屈だ~、なんてことがなかったのは、プレデターが「小出し」の範囲をちょっとだけ超える感じで出て来てくれるのと、
何と言ってもシュワと仲間達のアクションやキャラ性が、プレデターが出てこなくても軍事作戦アクションものとして成立するくらい、しっかり描かれてるからだと思うんですね。

圧倒的に強いものの、罠にかかって慌てることもあれば、弾が当たれば血が出るし、ケガの治療が痛くて悶絶したりもする。どこか人間臭くて、圧倒的だけど頑張れば出し抜ける、絶望的過ぎない強さの設定も絶妙。

シュワちゃんの筋肉アクションも爆発してるし、痛快とも爽快とも違うんだけど、とにかく大満足な娯楽映画ですねー。
たた

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