個人的にはこれ、「サイン」と同じくらい好きかもしれない。設定と風の音だけでここまで見せるのはなかなかすごい。
脚本の最初の方で言い訳しててラストで伏線みたいに回収するセルフ火消しを巧妙に(巧妙にとは言ってない)行うあたも、流石はシャマランだ。
集団自殺のフラッシュモブ演出も、なんとかギリギリセウトって感じ。(？)
キャスティングも個人的には割とツボ。マーク・ウォールバーグが理科の先生ってだけでまず笑えるし、ズーイー・デシャネルがやたらオッパイを強調してくれるのもよかった。
逃げた先で会う人たちがみんな変な人なのも、ある意味不安で面白かった。
芝刈り機に自分から巻き込まれに行くのは笑えたけど、それくらいしか目立つ自殺方法がなかったのと、やっぱり人間って死んだら蘇って生きた人間襲わなくちゃダメだよなーとは感じた。
そういう意味では、やはりインパクトに欠けたかなあ。キレイではあったけどね。
