ゆしを

ハプニングのゆしをのネタバレレビュー・内容・結末

ハプニング(2008年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

植物を使って行われた神による人類への引き算。


どうしてこんなに面白いのに評価が低いんだろう、、、


作品全体に絶妙に行き渡った、言葉で表すことは不可能に近いがあえて形にするなら不気味な雰囲気と謎が魅力の逸品!


よくシャマラン監督の作品はよくわからないとか逆に個人の凝り固まった考えで粗探ししたりする人が多いですけど、普通に楽しんで欲しい笑


1つの面白い見方として結局わからないこと。これがめちゃくちゃ面白い。
これぞ魅力です。

今作では最後まで見てもどうして植物が人間に攻撃したのか、はたまた攻撃ではなく環境汚染によって反応したのか、そもそも植物のせいなのかなんて説明や解説はなく、エンディングま近のTVの専門家の解説でも語っているように「完全にはわからない。」んです。


一方で何故なのか探求するのも面白いですよね!



僕的に考えたのは、人類への罰がテーマの映画です。

大都市から小さな町に広がる=自然破壊をした所、その規模。

親友の数学の先生の死ぬ前の計算+ピタリと止まった現象=人類の数を一定数まで減らすこと。

アルマの妊娠+フランスでの現象再発=人類の数が増え続けることによってまた一定数まで減らすことは起きる。

自然を破壊したことを原理にして人類の数を調整した不思議な力とでも表現して見ましたがこれも一個人の考えですので、鑑賞人数の数程に解釈がある面白い作品です^ ^
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