ガンビー教授

ハプニングのガンビー教授のネタバレレビュー・内容・結末

ハプニング(2008年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

どうにも、評価しづらい。

どちらかと言えば自分はシャマラニスト気質だと思う。しかし。
コメンタリーで「トラウマになるような作品は良くないよね。露悪的な描写は趣味が悪い」と語る監督は「いい人」なんだろうと思うが、こういう作品ならこの手の描写が「うまい」人の手によって作られたバージョンが見たいところだ。会社側は、「残酷描写に力を入れて」という風に頼んだらしい。それを受けてシャマランが頑張っているのは分かる。分かるが、しかし、一言で言えば、「向いていない」。

自然に、種としての人間が逆襲を受けて滅亡……という発想じたいは特に目新しいものでもないから、人が死にゆく描写を的確に描ける人が監督すべきだった。

この作品に関してだけは、そう思う。
ガンビー教授

ガンビー教授