ソ連の原子力施設。ある実験で大量の放射線を浴びてしまった青年科学者。
その婚約者であり妻となる女性科学者。そして二人の友人であり、女性に恋心を寄せる男性科学者。それら3名他が織りなす「静謐過ぎて眠気…
シネマヴェーラの「日常と戦争と旅 ウクライナ・ジョージア・ソ連映画」特集で観た。1961年のソ連映画。若き物理学者三人の三角関係かと思いきや、そのうちの一人は無茶な実験で放射線を浴びてしまう。物語は…
>>続きを読むずっと観たかった映画。
てか、主人公役の人、「鶴は翔んでゆく」「がんばれかめさん」「モスクワは涙を信じない」って、自分の大好きな映画たちにめちゃ出演しとるじゃないか!
もうすぐ死ぬのをわかってい…
監督のミハイル・ロンムは、モスクワ国立映画大学の演出科で教授を務めており、アンドレイ・タルコフスキーやアンドレイ・ミハルコフ・コンチャロフスキーも彼の下で学んでおり、ソ連・ロシア映画界の隠れた巨匠と…
>>続きを読むジョンフォード的な温かみと情深さを感じる作品
カルロヴィヴァリ国際映画祭最優秀作品賞
《男》挑戦志向→安全志向
第二次大戦以降、
《女》安全志向→挑戦志向
第二次大戦で大切な人を失って以降、…
原子力研究所という極地のような場所で展開される科学技術についての男たちの議論と台所にいる女性が夫婦関係について内省的な思考を語るモノローグが同居してる変な映画!一年のうち九日だけを語る断片的な構成も…
>>続きを読む「良いショット」の常態化が、映画をかえって貧相にしてしまった一例を見た気がする。
映画の冒頭、柵に寄りかかる男女を捉えたカメラが、その柵を易々と乗り越えた瞬間の驚くべきロマンチシズムが持続されないの…