ママの愛情を得たいので人間になりたい人間の子供にとても似ているロボット、デイビッドをハーレイジョエルオスメントが演じる。
購入主のママに愛情が生じるよう設定するパスワードの言葉を話された後、デイビッドの表情が変化する場面、同居する子供とプールで溺れ、子供だけが助け出され、プールの底に残されたデイビッドは大の字になりながらの絶望的表情が印象に残る。
ママに捨てられ、解体、廃棄される前に人型セックスロボットと一緒に逃避行、2000年の時が流れ...。
人間になりたいロボットという物語は、アンドリューNDR114を思い出すが、感情や愛情を与えられたロボットが人間から真の愛情を得られない悲しみも重いテーマ。
スピルバーグがスタンリーキューブリックの遺志を継いで制作したとのこと、スタンリーキューブリックはそこまで見通していたと思うと改めてすごい。