Avayette25

A.I.のAvayette25のネタバレレビュー・内容・結末

A.I.(2001年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

〇マーティン
昏睡状態の息子。
→目を覚ます。

〇デイビッド
子供(マーティン)の代用品。
中身はオプチカルファイバー。

〇テディ
スーパー玩具。
熊の人形。

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顔が開く描写がリアルで凄い。

縦に分割されているドアガラスに、
分割された顔(複数の目)で
AIの不気味さを表現するの上手い。
また光沢のある机で
デイビッドの顔が絶妙な配分で反射され
少し薄気味悪い感じも。

子役の演技も上手い。

接し方に困るモニカ。
クローゼットに閉じ込めるの草

人間では普通しない予測不能な動きも
リアルに表現。

トイレのドアも開けたり
マナーや倫理観もこれから学習か。
突然大声で笑い出したり。

逆に学習で賢くなるAIでも
出来ないことはあるのか。
倫理観等も学べたら。

食事は不要で逆に機械が故障してしまう。
人間(マーティン)に負けたくなく
ほうれん草をかき込むのは印象的だった。
マーティン意地悪で腹が立ったが。
マーティンが嫉妬してしまう程の
クオリティなので分からなくもないが。
食の喜びや触覚など
五感のリアルで繊細な感触は
やはり機械なので出来ないか。
そこは本質的に共有出来ない。

ピーコック=孔雀

ピノキオが人間になる話に
感銘を受け自分もそうなりたいと
夢見るデイビッド。

マーティンがやはり悪ガキ。
デイビッドに、忍び込み
ママの髪の毛を一房切り取り
盗ませようとするなど。

オーガ(有機物)とメカの対比。

ダス=危険回避機能

周りの人間も悪ガキばかり。

マーティンの事は助けるのに
自分の事は助けてくれないのかと
思っただろうかデイビッド。
自分が発端ではあるが切ない。

ヘンリーに嫌われ
ニュージャージー州
サイバートロニックス社へ
連れて行かれようとする。
返却廃棄しようとするが、
途中で逃がす選択をとるヘンリー。

車のドアミラー越し
デイビッドの姿は心が痛む。

「ピノキオを助けた妖精ブルーフェアリーが
僕を人間にしてくれる」

ジャンクフェア
欠損したAI達が廃品回収され、
客の前で無惨に壊される。

プロペラに粉砕される回収されたメカ達。
八つ裂き酷い。
子守りのロボと微笑み掛け合いその後
溶かされるの切な過ぎる。

〇ジョンソン
親玉
デイビッドを溶かそうとして反対される。

〇ドクター・ノウ
何でも答えてくれる映像型AI。

自分が複数居る事に絶望し
(自我に疑問が生じ?)
海に身を投じるデイビッド。

海底でゼペットの家
ブルーフェアリーを見つける。
しかしそのまま身動きが取れない状態に。

ヘンリーの髪の毛を持っていたテディ。

優しい未来AI。
デイビッドにヘンリーを
会わせてあげる事に。

一人の人間の宇宙時間は一度しか使えない。
それでもヘンリーを蘇らせたデイビッド。
かけがえのない時間を共に過ごす。

凄く凝られた物語というわけではないが、
切ないシーンが多くやや印象的だった。

ついついAI達に
感情移入せずには居られなかった。
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