松岡茉優

ローラーボールの松岡茉優のレビュー・感想・評価

ローラーボール(2001年製作の映画)
3.4
世紀の傑作群を残したジョン・マクティアナンが本作のプロデューサーであるチャールズ・ローヴェンを盗聴し逮捕されるきっかけにもなった映画であり、周りの評価も最悪オブ最悪なのだが意外と楽しめた。
「ローラーボール」という近未来スポーツを、点数を稼ぐスポーツなのに一切そこは描かずに人が飛んだりぶつかったり乱闘したりするアクションだけを見せ続けるという「もはや何を見せられているんだ」状態だった。視聴率を稼ぎたいあまり暴走する支配者(何故かジャン・レノが演じている)という設定もなんだか古臭い。ロシアに逃亡する下りでは、謎に画面を緑色に加工していて死ぬほど観づらいのめちゃくちゃ笑えた。なんだったんだあれは。セブンイレブンがスポンサーになってるシーンがあった。
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