ウルフガー

俺にさわると危ないぜのウルフガーのレビュー・感想・評価

俺にさわると危ないぜ(1966年製作の映画)
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アマゾンプライムにて視聴。不思議な映画だった。というか1966年当時はこれが普通だったのか。従軍カメラマンの小林旭が金塊を巡る争奪戦に巻き込まれる話でテンポがめちゃくちゃ早い。そして007の影響か女性が次々出て消費される。洒落た会話や面白い撮り方は最初のうちは楽しめたが……。

面白い範疇に入る映画だと思うんだけど、原作は都筑道夫さんで話はあるのよ。でもこのテンポで旭が全く何も恐れず全て受け入れてガンガン行動する(いつものこと)ので、全くスリルもなく次第にどうでもよくなってきてしまう。ノンストップで面白さだけ追求する弊害か。途中でちょっと飽きてしまった。

アクションはシーンによって差があり、動けない人なんだろうなーという敵や、屋内で動きにくそうなところはしょぼいんだけど、野外で旭とスタントマンであろう敵との戦いは急に動きが激しくて見応えが出てきて何か笑ってしまった。油断してると命懸けなことやってて気が抜けない。火炎放射とか。
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