フッカー

旅立ちの時のフッカーのレビュー・感想・評価

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.2
作品を彩るピアノの旋律が美しい。リバー・フェニックスの繊細な表情が美しい。

軍事研究所を爆発したために二十歳の頃から追われることになった両親。それにくっついている二人の子供。リバー・フェニックスと弟。定住できない。隠れて偽名をなのって嘘をついて逃げて......切ないお話。

切ないんだけど作品を包み込む空気はとても和やかで優しい。フェニックスがハットを片手に水辺でたたずむシーンが凄く綺麗で音も心地よくて幸せ∈(*´◇`*)∋
彼が滑らかにピアノを弾いている姿が美しい∈(*´◇`*)∋
彼女と恋に落ち自らを偽っていることに苦悩する彼の表情が美しい∈(*´◇`*)∋

凄く雰囲気が柔らかくて美しい映画だなあと思いました。逃げなくちゃいけないんだけど、彼らの家庭は暖かくて和やかで。
でも縛られている。未来と自由。

凄く清涼感のある良い映画です。心癒されたい人、リバー・フェニックスを見たい人に是非おすすめします!!ヽ(´▽`)ノ