「stand by me」の時より少し大人びたリヴァーフェニックス。
10代独特の熱のこもった、でも壊れそうなほどに繊細な横顔にドキッとさせられる。
家族の秘密によって次々と住処や名前を変え続ける中で、やっと心から愛せる相手と出会う彼。ずーっと隠し続けてた本音を吐き出すシーンは、観ていて苦しいのだけどすごく美しくもあって…目を奪われる。
生きていれば誰でも必ず迎える「旅立ちの時」、つまり大人への道を歩み始めるその時。
今の自分は、もうその背中を遠くに見つめる親の気持ちになってた。
音楽もいいんだなぁ。
なにげ末っ子気質全開な弟がカワイイ。
どこを切り取っても切なさと痛みに胸が締め付けられる作品。
2014.4.14