このレビューはネタバレを含みます
兵士は民謡の採譜に来た。
少女の家で
しばらくやっかいになる。
少女の父はおじいさんのように
見えたが四十代
裸足で仕事。
少女が靴底?を縫った
(刺し子のような刺繍)
履物を父に渡すが
裸足の方が良いと脱いで
ズボンの後ろに挟む。
今思えば、勿体なくて
(娘が縫ってくれたから)かな…と。
娘をお金のために嫁がせる
(しかない)ことを父親も心の
底で〈兵士に言われなくても〉
辛さはあると思う。
(早く女房を亡くした父子家庭)
いろいろと皮肉な点が
実は描かれている気がした。