Leny

真夜中の虹のLenyのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
4.0
台詞と感情表現が少ないからこそ浮き立つ人間味が素晴らしく、社会にも運にも見放された登場人物たちをただ淡々と少し冷た目の画面で映していくのが美しかった。

ラストの音楽を「Over The Rainbow」にし、全く幻想的じゃないフィンランドの工場地帯からの船出を、ひと匙の希望のように淡く描いているのがとても素敵で印象的だった。
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